君色。-kimi*iro-
笑えない事実
おいおい……
「嘘だろ…………」
思わず口から出た言葉
笑えない、本当に笑えない
「でかすぎだろ…」
あの女どんだけ稼いでんだよ
少し大きな門に白い砂利道
犬とか出てきそうだな……
つかどこぞの貴族だよ
いつまでも入り口に立っている訳にも行かないので
「しゃあないな……よっと」
ギギィー…と重い扉を押し家の中にはいる
「ピンポーン)……すいませーん」
「はい…前田です」
「SagaC.Pの桜木です」
今開けます…とダルそうな声がインターホンを切った