君色。-kimi*iro-

悠紀の家に来てから何日か過ぎた日の午後。片付けをしていると荷物が足りないことに気づいた

「……荷物取りに戻るわ」

「行ってらっしゃ~い」

ソファーに寝っ転がったまま脚をぶらぶらと俺の方に振るから……

「きっちり座って下さい」

「??」

あなたワンピース着てるんですよ?

口にはせず座り直させると疑問符をいっぱい浮かべて首を傾げる

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