君色。-kimi*iro-
荷物を一旦置いてからリビングに入ると珍しく兄もいた
「……久しぶり、柚子兄」
「……ん?おぉ。中学卒業して以来か」
「そうかな?…うん、そうだね」
なんとも言えない空気の中母達が帰ってきた
「ただいま…あら、桜来てたの?」
「来いつったの母さんじゃん」
そうだったかしら?とキッチンの方に足を進める母さんに
ため息をついてソファーに座った
「……あれ?捺穂(なつほ)兄は?」
「バイトよ」
「ふーん…」
ぎゅっとクッションを抱きしめてテレビを眺めてると海浬が急に笑った
「あんた、その癖直んないのね……?」
「あー…もう直んないでしょ?」
「……久しぶり、柚子兄」
「……ん?おぉ。中学卒業して以来か」
「そうかな?…うん、そうだね」
なんとも言えない空気の中母達が帰ってきた
「ただいま…あら、桜来てたの?」
「来いつったの母さんじゃん」
そうだったかしら?とキッチンの方に足を進める母さんに
ため息をついてソファーに座った
「……あれ?捺穂(なつほ)兄は?」
「バイトよ」
「ふーん…」
ぎゅっとクッションを抱きしめてテレビを眺めてると海浬が急に笑った
「あんた、その癖直んないのね……?」
「あー…もう直んないでしょ?」