君色。-kimi*iro-

「ちがっ!違うのっ!!あたしっ!?」

酷く狼狽してるから肩を掴もうとしたら



バシッ!!

「ぁ…」

手を振り払われた

「触るほど嫌か…」

ぼそりと呟いて部屋を出て行く。父さん達の制止の声が聞こえるけど気にしない、気にすることが出来ない



「………嫌だな、これはきつい…」

「桜っ!!待ってっ!!」

海浬の声が遠くに聞こえたー…


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