君色。-kimi*iro-
正論を言われて押し黙る悠紀の手を握りなおして進む

「悠紀さん、食器で何が欲しいの?」

「え?…うーん…可愛いグラスが欲しい」

「グラス?」

「うん。桜が来る前に割っちゃって…」

えへへ…と頭を掻いてる悠紀を見ていると


「27に見えねぇー…」

「えっ?」

「な、何でもない…。」

パッと悠紀から目を離して、やり過ごす





「すいません、モデルの優姫さんですよね?」

「はぃ?」

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