君色。-kimi*iro-

パーティー当日

「……わぁ。」

「なんですか?」

「孫にも衣装だなぁ…と」

「多分、馬子の間違いだと思うんだが…」

聞こえないように呟いてネクタイを締めて悠紀に向き直る

「じゃ、行きましょうか。お嬢様?」

「っ……ふ、ふざけないでっ/////」

「それは残念」

ふざけて下手に出てみれば顔を真っ赤にして怒るから益々面白くなって笑ってしまった

「あんた本当に何でも出来るのね?」

「サービス業の一環ですから」

基本は外回りが多いが営業なんかはデスクワークも多い
だが、人事部なんか多量の外回りにデスクワークだ

茶芽さんいつか俺らを殺す気だろ

< 74 / 212 >

この作品をシェア

pagetop