君色。-kimi*iro-

「…っ!?~~~~っ//////」

「ありゃ……」

「ご、ごめ……/////」

「いいよ、別に」

パッと放されたシャツを直し今度こそキッチンに向かった


「………あぁっ!!もうっ!!………」

ズルズルと座り込み顔を押さえた。
顔はうっすらと赤くなっていき熱を持ち始めた


「あんなん反則……////」

ちらりとリビングを見れば赤い顔をしたまま俯いてる悠紀がいて



「………自分が分かんね……」


人に好かれる事など嫌いなはずなのに


悠紀から発せられる好意が嫌いになれない

「それよりっ!!ピラフだっピラフっ!!」

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