みさきのココロの扉
働く母の代わりに、炊事洗濯は私と妹達で分担してやっていた。
毎日千円札がリビングのテーブルの上に置かれてあり、千円札をにぎりしめてスーパーに向かっていた。
毎日晩御飯を考え、学校へ持っていくお弁当も自分で作った。
変態父親は数回養育費を振込んで来ただけで、音信不通になった。
あの父親の血が半分でも流れているのかと思うと、自分自身も汚れているようだった。
その頃からだった。
何故私は生きているのだろう…。
なんの為に生きているのだろう…。
生きる目的って何?
どうして私だけがこんな辛い思いをしなければならないの?
マンションの庭に植えられた金木犀の香りにむせ返りながら、夜中一人で涙を流していた。
多分私には…人格的に歪みがあるのだろう…。
今でも金木犀の香りを嗅ぐと思い出す。
本当に私は生きてていい人間なのだろうか?
毎日千円札がリビングのテーブルの上に置かれてあり、千円札をにぎりしめてスーパーに向かっていた。
毎日晩御飯を考え、学校へ持っていくお弁当も自分で作った。
変態父親は数回養育費を振込んで来ただけで、音信不通になった。
あの父親の血が半分でも流れているのかと思うと、自分自身も汚れているようだった。
その頃からだった。
何故私は生きているのだろう…。
なんの為に生きているのだろう…。
生きる目的って何?
どうして私だけがこんな辛い思いをしなければならないの?
マンションの庭に植えられた金木犀の香りにむせ返りながら、夜中一人で涙を流していた。
多分私には…人格的に歪みがあるのだろう…。
今でも金木犀の香りを嗅ぐと思い出す。
本当に私は生きてていい人間なのだろうか?