<続>身体とお金〜大好きな貴方たちへ〜

新しい家族

一人息子
輝(きら)

私達の可愛い可愛い子供

ここまで来るのにダイブ遠回りしたよね!!

「ただいまぁ〜」

旦那さんが帰ってきた
真っ先に輝の所に行く
輝が産まれてからの習慣になったみたい。

「パパ、先に手洗って!!」
「わかったよ!!」

彼も私も何も変わらない
ただ、そこに輝がいるだけ

彼は育児も手伝ってくれる
良い父親だ。
私は感謝してる。

「おぉ〜い泣いてるぞ!ご飯まだぁ〜って」
「今行くよ!ご飯用意出来たよ」

会話もスッカリ夫婦の会話になってきていた。

私は輝にオッパイをあげ彼は椅子に座ってご飯を食べている。

「そろそろ、散歩させてみたらどう?」
「かなぁ〜?」
「実家に帰るだけでもいいしさぁ!!」

彼はきっと私の事も気遣ってくれているのだろう

この時までは誰もが分からなかった
私の病気の事…
< 2 / 11 >

この作品をシェア

pagetop