あした、晴れ~An enthusiastic kiss~
自分でも何言ってるんだと思って笑ってしまった。手帳を忘れただとか、わくわくするとか……。
ホントはきちんとバッグの中に入っているのに。
僕はなんとなく彼女と連絡を取ってみたいと思った。(何がそう思わせるのかはわからないけど。)
それなのに、せっかく自分の番号を教えようとした彼女を遮って、楽しみだからとかどれだけ素直じゃないんだろう。
とりあえず、相手が行動してくるまで待つことにしよう。
「あはは。そういう考えもあるんですね。じゃあ家に帰ってからショートメッセージで送りますね。」
「うん。でもちゃんと「ユイ」って入れてくれないと本気でわからないかも。」
一瞬間をあけて、いたずらっぽく彼女は微笑んだ。
「なんて届くかは、お楽しみですよ。」
「そうだ、食材とか買いに行く時、必要なら手伝うよ。」
「ありがとうございます。」
「Costa Mesaまで行くの?」
「時々ですね。普段はAlbertsonsで、日本食作るときはRedhillのKoreanスーパーに行ったりしてます。」
「そうなんだ。行ったことないなぁ。」
「おうち遠いんですか?」
「Market Placeの近くだよ。」
「素敵なところですよね。」
「そうかな?とても静かなところだよ。家も1人だしね。」
「1人暮らしなんですね。ご飯とかちゃんと食べてます?」
「ほら、料理できないからほとんど外食とかデリだけどね。」
彼女は少し悲しそうな顔をして僕を見た。
僕はそれに気付かないフリをして言った。
「じゃあそろそろ出ましょうか?」
ホントはきちんとバッグの中に入っているのに。
僕はなんとなく彼女と連絡を取ってみたいと思った。(何がそう思わせるのかはわからないけど。)
それなのに、せっかく自分の番号を教えようとした彼女を遮って、楽しみだからとかどれだけ素直じゃないんだろう。
とりあえず、相手が行動してくるまで待つことにしよう。
「あはは。そういう考えもあるんですね。じゃあ家に帰ってからショートメッセージで送りますね。」
「うん。でもちゃんと「ユイ」って入れてくれないと本気でわからないかも。」
一瞬間をあけて、いたずらっぽく彼女は微笑んだ。
「なんて届くかは、お楽しみですよ。」
「そうだ、食材とか買いに行く時、必要なら手伝うよ。」
「ありがとうございます。」
「Costa Mesaまで行くの?」
「時々ですね。普段はAlbertsonsで、日本食作るときはRedhillのKoreanスーパーに行ったりしてます。」
「そうなんだ。行ったことないなぁ。」
「おうち遠いんですか?」
「Market Placeの近くだよ。」
「素敵なところですよね。」
「そうかな?とても静かなところだよ。家も1人だしね。」
「1人暮らしなんですね。ご飯とかちゃんと食べてます?」
「ほら、料理できないからほとんど外食とかデリだけどね。」
彼女は少し悲しそうな顔をして僕を見た。
僕はそれに気付かないフリをして言った。
「じゃあそろそろ出ましょうか?」