拾うな危険!


「おいっシン。
 言霊の使い方を教えてやる。


 だから、力をかせっ。」


「無駄だーーーー。」


そいつはひゅるりと風を巻き起こす。


「パンダっ!?」

鋭い風に思わず体がぐらつく。



「シン。叫べ!「パンダの名の元に大気を拒絶する」って!」

そう叫び名がら
パンダはシンをかばうように立ちはだかる。

顔や手足が風であちこち切れて
血があふれ出る。


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