ツンデレ王子とアリス



湊崎さんは真剣な眼差しを向けていた。


なぜそんな目で見れるんだろう?


私が極度の人見知りだと知ってそんな目で見た人は和音ちゃん意外だれ一人いなかった。


皆、呆れるか笑うかのどちらかだった。


「俺が言うのもなんだけど…人見知りとか、どうでもよくねぇか?」



…は?


何を言っているんだこの人は



どうでもいい?私が人見知りだということが?


これのせいでまともに人と話せなかったのに?


「別にお前がいるってだけでいいんじゃね?人見知りだろうがなんだろうが」


…嘘でしょう?


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