恋綴り
「はあ、はあ…おま、…足速すぎやろ…」
「ふはは、も…元陸部のエースをなめたら…あかん…で…はあ、はあ…」
グランドの影にある土手に二人で寝転ぶ
"ち…近…!////"
横目で龍之介を見つめ
頬を赤くする
「なーに見てんや」
にやっと口元をあげる龍之介と不意に目が合う
「なっ…み、みみ見てへんわ!!//」
「嘘やー、顔赤いで?」
「そら、全力疾走したからや!」
うち、何ムキになってんねん…