恋綴り





消極的
小心者
内気


これが私の特徴


あの黄色い声援の仲間入りなんて
とてもできない


「私は...影でしか応援するぐらいしか、できないよ...」


「ばか。何言ってんのよ」

「いひゃ..!!ひょ、しゃえ...?」


ほっぺをつねられた


「それなら、影にいても気づいてもらえるくらい大きい応援しなさいよ。」


「......」



そんなことをしていると
ある、重大なことを耳にした




「......でさぁ、うらやましいよねぇー!!






















     岸川先輩の彼女だなんて」







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