私と貴方と紫煙と単車
「櫻…オレもう、我慢できね…挿るぞ」
「来て……魅柘姫さん」
火照りきった甘くとろけた声で囁いた。
正常位になり、櫻の覆い被さると、ゆっくりと、挿入させてゆく。
「あっあああああ、魅柘姫さんのがっ……はいって、く、る……」
破瓜の痛みに耐えながら、その証として、一筋の鮮血がキュッと引き締まった白桃を伝い垂れてゆく。
「大丈夫か?櫻…キツいなら止めるぞ?」
強烈な締まりが、魅柘姫を快楽へ導くが、最愛の彼女が激しい痛みに耐えている様子を見過ごせる筈がない。
「やぁっ…中途はんっ、ぱゎ…ぃやっ……途中でやめっ…めたら切なくなるのぉ」
魅柘姫は、脳髄をトカレフで撃ち抜かれたように、グサッときた。
悲しみでグサッときた訳でわなく、櫻の溢れんばかりの愛おしいさと、愛しの人に始めてを捧げ、その痛みに耐えるそんな櫻に魅柘姫は惚れ直したと実感した。
「分かった。辛くなったら言えよ…それじゃ動くぞ」
「ズチュヌチャグチュルビチャ」
壁と竿が擦れあい、それに加え、分泌液も絡み合う。
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