2人だけの甘い時間
「いいの?お姉ちゃんのアレ、見せびらかしても」

弟はニヤニヤしている。

キモッ。

「な...なによ。アレってなによ!」

「秘密―」

「教えてよ!!」

「ヤダ」

「教えてってば!!」

「もう少ししたら分かるかもね。」

「もういいよ、彼女の欲しいもの考えてあげる。その代わり彼女が怒っても保証はしないから。」

「やったー!ラッキー☆」

「ネクッレスとかブレスレットとか、お揃いな物がいいんじゃない?」

「おお!そうかそうか、ありがとな。つっても本当はお姉ちゃんのアレなんか最初からないけどね」
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