心から恋してる




「奏!!遅すぎ!」



小さなアパートの一室。

橘美南の部屋に入った。


「もう俺はお前の彼氏じゃねぇんだよ。二度とメールするなっつっただろ」


「彼女とか彼氏とかじゃなくて、友達でいいじゃん。体の」


「はぁ?だから…」
「しよ?…あんな今にも死にそうなヤツよりきもちよくやれるよ?」





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