一度も



コンビニの袋を片手に、

だいきさんがこっちへ向かってくる。



「おはようございますっ♪」

「お〜、おはよっ♪」



軽く挨拶してから、

他愛のない話をしながら

私の家まで歩いた。



肩がぶつかるかぶつからないかの

曖昧な距離を

一定に保ちながら...。




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