俺様の運命の女神



突然――――!!


俺の1~2段下を歩いていた彼女が

俺の手を引っ張って……



階段の下へと……。



俺は思わず、

彼女を助けようと、

握っている手を手繰り寄せて。




ドンッ――――


――――ゴンッ


――――――――ガッ


ドスッ――――――――。




ほんの数秒の出来事。


目に映る景色が360度回転し、


視界に入る人々が


皆、驚いた表情で俺らを見ている。



< 188 / 297 >

この作品をシェア

pagetop