俺様の運命の女神


彼女がいなくなったのを機に

病室と知りながら、彬に電話した。


「もしもし…」

「おいっ!!諒、大丈夫なのか!?」

「ん、何とか…」

「ったく、心配掛けさせんじゃねぇよ!!」

「わりぃ…」


彬から学園が大パニックになっていると改めて聞いた。


彬は登校直後にファンの子達にもみくちゃにされて大変だったらしい。

暫くは事の収拾に手が掛かるようで、

落ち着いたら病院へ来るという。


病院と自宅の件も一緒に頼み込んで……。



そこへ―――――、


< 201 / 297 >

この作品をシェア

pagetop