俺様の運命の女神
毎日、学校が終わると病室へ看病に来る彼女。
看病と言っても別にコレと言ってする事は無い。
両手は動くし、左足以外何ともない。
全身打撲も軽いせいか、意外と早くに痛みは治まった。
けれど、彼女が“私がします”と言うから
俺もついつい断れずに…。
病室に完備された洗髪器で髪を洗って貰った。
凄く恥ずかしかったが、
彼女と過ごす時間は楽しかった。
そして、俺らの日常風景…
「先輩。ここ、何でこうなるんですか?」
「んーこれはなぁ……――……」
いつもの如く、勉強会と化す病室。
けれど、俺はそんな時間さえも満喫していた。
そして―――――、