俺様の運命の女神


「諒、とりあえず服を脱いでくれ」

「あぁ」


俺はYシャツを脱いで上半身裸になった。

親父は俺の身体をくまなく見ている。


「で、どこを触られたんだ!?」

「ここ」


俺は右頬を手で押さえた。


「間違いない!!その子はお前の女神だ!!」

「はぁ?女神??」

「あぁ、父さんにとっての母さんのように、お前にとっての運命の相手だ」

「間違いってことは?もしかしたら、アレルギーが治ったかもしれないし…」

「それは無い」

「なんで分かるんだよ」

「そんなに言うなら、シャツ着て付いて来い」

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