俺様の運命の女神


それから数日。


やっぱりアイツは毎日、旧図書室には現れず

俺1人イライラしてるのは何でだ?

胸がムカムカモヤモヤして気持ち悪い。


俺は問題を解決する為、彬の家へと向かった。


ここ数日の出来事を話すと、


「へぇ~良かったじゃん、諒…」

「はぁ?これのどこがいいんだよ?!」


俺は声を荒げた。


「まぁ、そうカッカすんなって」

「………」

「ここんとこずっと一緒に過ごして来て、急に会えなくなって充電切れか?」


………充電切れ?

そうかもな……。


アイツと毎日会話して、

一緒に過ごすのが当たり前になってたもんな。


俺、アイツが足りてねぇのか。


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