俺様の運命の女神


目的地の水族館に到着した俺ら。


彼女は小学生の時以来だったようで

小さな子供のようにはしゃいでる。


目を輝かせ、俺の手を引きながら


「先輩!!アシカのショーですよ?!」

「フフッ…見たいのか?」

「はいっ!!」

「ッ!////////」


彼女の満面の笑顔に

またしても心臓を射抜かれる。


俺は必死で動揺を隠しながら

彼女と共にアシカショーへ。



ショーを見終わった彼女は興奮気味。

はしゃぐ彼女も可愛いと思えた。


きっと、これが『好き』という感情なのだろう。

俺は初めて味わう感情に

動揺と興奮と幸福感を感じていた。



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