俺様の運命の女神


水族館デートの翌日の日曜日。

9時近くに目を覚ました俺は、洗顔しリビングへ。

すると――――、


「お、おはようございます……先輩」

「えっ……あっ、おはよう」


リビングのソファに姉貴とお茶をしている風果が。


……あれ?

今日、会う約束してたっけ?

俺が考え込み始めると、


「諒、そんな所に突っ立ってないで座んなよ」

「ん……んー…」


彼女の隣りに腰を下ろすと、


「先輩、驚かせてしまってごめんなさい…」

「あっ、いや、いいけど…」


申し訳なさそうな表情を浮かべる彼女。


そこへ―――――、



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