俺様の運命の女神


自宅に帰り、事情を説明。


『女の子は大変なのよ。大事にしなさいよ』


母さんと姉貴の言葉。

んなものは言われなくてもわかってるっつうの!!



翌日、風果にメールをすると、


『もう、大丈夫です。ご心配をお掛けしてすみませんでした』


と、メールが返って来た。

フゥ~、大丈夫そうで安堵する。

姉貴が言うには何日も辛い日があると言う。

まぁ、それも個人差があると言うが…。


風果からのメールを何度も確認して安堵する。


「諒、さっきから何ため息ついてんの?」

「ん?……風果が…」

「南さんが?」


彬が覗き込んで来るが、

男同士の会話で話していいものなんだろうか?


昔の俺ならまず考えもしなかった事だな…。


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