俺様の運命の女神
永遠の誓い
風果を自宅へ連れ帰り、数時間が経過した。
俺は母親に我が儘を言って、
自分のベッドに眠る彼女の傍に居させて貰った。
ベッドサイドに布団を敷いて
俺は眠る風果の手を握りしめている。
風果は苦痛に顔を歪めていたが、
俺が傍に居る事で安心出来たのか、
恐怖から解放されたような安堵の表情で
スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。
俺は握りしめる彼女の手が
冷えないように布団をそっと掛けて、
痛みが少しでも和らぎますようにと、
心の中で何度も唱える。
それにしても、アイツら…
風果をこんな身体にしやがって…
明日、学園に行ったらタダじゃおかねー!!
俺は阿修羅のように顔を歪めた。