俺様の運命の女神


理事長の説明で、

2人が光聖女学院へ転校する事が告げられた。




そして、

美冬が風果の分も合わせて挨拶し、

俺達は今一度お辞儀をして、ステージを下りた。




その後は1日中大騒ぎだったが、

俺としてはホッとしている。


これで風果を守れるのだから。


「彬、ありがとな」

「いや、俺の方こそ助かったよ。今まで美冬の事、隠し続けて来たけど、公にした事で胸のつかえが取れたから」

「フッ、そうか」

「あぁ」


俺と彬は何とも言えない解放感に包まれた。




長い長い1日を終え、

自宅へ帰ると―――――。


< 292 / 297 >

この作品をシェア

pagetop