俺様の運命の女神
「お帰りなさい」
リビングに風果が…。
「起きてて大丈夫なのか?」
「あっ、はい。ご心配お掛けしました」
ニコッと微笑む彼女。
俺は心の底から安堵した。
すると、母さんが…
「今日、病院へ連れて行ったの」
「えっ?それで?!」
「うん、大丈夫。骨や内臓には異常が無いって」
「はぁ~ビックリさせんなよ」
「ごめんなさい……先輩」
「お前が謝る事ねぇだろ」
ソファに座り、彼女の頭をそっと撫でる。
「2人とも、夕食まで時間があるから部屋で休んでなさい」
「んー、風果行くぞ?」
「はい」