俺様の運命の女神


俺の通う高校は、親父が勝手に決めた“星月学園”

私立の名門進学校である。

驚くのは、男女比率が5対1。

圧倒的に女子が多い。

とりわけ男子が、肩身の狭い思いをするとか、特別な科があるワケでも無く。

どこにでもある普通の高校。

しかし、俺にとっては“女”がいると言うだけで、普通ではない。

日々、刺客から逃げる高校生活を送っている。

唯一、俺にとって救いなのが“男子クラス”があるということ。

俺はその唯一の“男子クラス”に通っている。


< 6 / 297 >

この作品をシェア

pagetop