俺様の運命の女神


「で、何でウチの学校に?」


俺は目の前でイチャつく2人にお構いなく声を掛ける。

だって、スルーしなかったらいつになっても会話にならねぇ。

マジで俺が目に入らないからな。

つーか、2人の世界に入り込んでる!!


「あっ、そうだった。あの写メが来たのが連休初日。で、その後…俺の携帯がパンク状態。な?」

「うん!!」

「………」


って、やっぱり連休の旅行は一緒だったのかよ!

まぁ、想像はついてたけど…。

んでもって、彬が話してるのにお構いなしに…

彬の首に吸いつくな!!


あ゛ぁ―――――話す気失せる…。



< 97 / 297 >

この作品をシェア

pagetop