キミと出逢えたキセキ

学校について解散式。
楽しかった一日もこれは特別で明日からはまた普通の生活。

解散式を終え、綺姫と結衣と3人で帰る。
もちろん そのうしろには、たっくんと優斗。


学校から少し歩いたところに公園がある。
そこで、まだ帰ってきていないクラスの子を待つことになった。

どうやら優斗たちと帰るはずの子がまだ来ないらしい。

たっくんがエナメルで来ているのを見て

「うちも今日エナメルで来ようか迷ったんだよねー。 でもたっくんとかぶるからやめたー」

「え なに お前 俺と一緒って嫌なの?」

真顔で聞かれるから、返事が出来なかった。

公園のベンチに、わたしとたっくんは2人で座る。
もちろん まわりの3人は気を利かせてくれて、3人で遊んでいた。


すぐに、優斗たちと帰る子が姿を現した。

「まじごめーん」

これで全員そろった。

しかし・・・・
ここから綺姫と結衣の裏切り作戦・・・・・が

「結愛 うちら 忙しいから帰るねぇ」

「ばいばーい」

は!?
なになになに その展開。

さすがに2人っきりは無理でしょ。

正直迷った。
たっくんとは一緒にいたいけど、この中でずっと2人なんて心臓が壊れてしまうし無理。

結局 わたしが選んだのは・・・・


「うちもかえるー まってぇぇぇぇ たっくんごめん またね」

こんな時、素直にちゃんと残れたらかわいいんだろうな。




そのまま、わたしは家に帰った。
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