好きって言ってよ。



私はこの事を頭の片隅に、


そーっと閉まっておく事にした。



「あ、宿題終わったの?」



私がリビングに行ったら

話しかけてきたお母さん。


「え?あ、あぁ…そ、そうだけど?」


「本当かしらー?もしかして、

寝てたんじゃないのー?」


ギクッッ


「まっまさかあー!私に限って

寝るなんてありえないって」


「そっ♪ならいいけど。

明日までには終わらせなさい」


「えええ!?無理だっ「拒否権はないのよ。」


「……わかりましたー…。」



明日までになんて、


出来る訳ないよ。


宿題一つも終わってないし。



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