君しかいない

～彼女～
ある日、学校から帰ってきて君にMailをしてみた。

いつもならすぐに返ってくる返事が今日はなぜか１時間後ぐらいにきた。

「今日は遅かったね！」

なんで遅かったの？とは聞きたくなかったから遠まわしに聞いてみた。

そしたら「うん。彼女送ってきた＾＾」って・・・

え・・・？彼女いるなんて聞いてないし。しかもいきなり？

「彼女いるの？」そう聞いてみると「さぁねｗ」

はっきりとは教えてくれなかった。

けどいるってわかったよ。君と仲のいい友達が教えてくれた。

しかもその彼女が私と前まで仲がよくて裏切られた子。

私すごくショックで泣いちゃったよ。

好きな子いるなら教えてくれたっていいじゃん・・・。

だから私は君に「彼女って○○だったんだね！」と言うと、「まぁね。」

と返信がきた。ホントは悔しかったよ・・・。

けど「よかったやん！おめでとう。私応援するね」

なんて思ってないことを言ってしまった。

けど好きな人が幸せなら自分も嬉しいよね？

好きな人の幸せは自分の幸せ。と何度もいい聞かせた。

けどやっぱり心のどこかでなんで○○なんだろ。そう思ってしまう自分

がすごくイヤだったな。

でもねこの日に君が「会える？」って言ってきた。

彼女いるくせに・・・と思ったけど会ってみた。

すると君は言ったよね。

「○○に告られたんやけどフれなかった・・・」

君は優しいもんね。断りきれなかったんだ。

じゃあ○○の事は好きじゃないのかな？

少しホッとする自分がいた。

そしてまたキスをして帰った。

彼女がいるのに違う女と夜に２人で会っておまけにキスまでして・・・

これって完璧に浮気だよね？

だから君に軽く怒ってみたけど「こういうのはお前としかできないから、お前は特別なんだよ」って言ってくれた。

けど私は君の彼女じゃないんだよ。

こういう事は彼女とするんじゃないの？

どうしても納得する事ができなかった。。。

そして次の日。

君から１件のMail。見てみると「○○と別れた。」

え？いきなり？「なんで？」そう聞くとすぐに返信がきて「向こうから言ってきた・・・」

って・・・向こうから告ったのに向こうからふるって。。。

なんでか理由を聞いてみるとある男子が○○にあいつはやめた方がいい。

など色々言われたみたいで・・・

君はまだ○○の事好きなのか聞いたら好きって言ったね。

○○もまだ君の事好きみたいだよ。

別れても両思い。いいじゃん。

私なんか片思いなんだからさ。

でもこの日から君は元気がなくなってMailもすぐ終わったよね。