百鬼夜行と暴走族 壱
「は、はあ!?じゃあ、あんな気分悪ぃ状態でここまで歩いてきてよお?」
「途中、俺と前鬼はお前ら全員に臭いだ、気持ち悪いだぬかされてよ?」
「俺の苦しんだ時間と傷ついた心を返せや!」
...なんて無茶な
「自業自得だね...」
ピクッ
「神楽、今なんてった?」
「さあ?」
「こっち来いや!相手してやる」
また、面倒な。でもイライラしてるしちょうどいい。こいつにはいつも迷惑かけられてるからあたいに天罰は与えないだろうよ
「雷斗。少し暴れてもいいか。ここ広いしな」
一応、ここの総長に許可をもらわないとな
「あ、ああ」
未だに睨み続けている十夜のとこまですたすた行った