百鬼夜行と暴走族 壱



「あの十六夜様だって、前にあった」


十六夜さんの名前が出てきたから動揺する



翔炎の次の一言に肝を冷やした


「十六夜様は敵に体内に毒を流し込まれて寝たきりになったことがある」


「その間総大将が介抱されてな。だがさすがだ。相手も結構名のしれてるやつでな。俺たちなら一月かかるものをたった3日で治したからな。




...十六夜さん、そんな危険な目にあってたなんてっ!




「あの十六夜様でさえそんな状態になることもたまにある」




皆をみると何をいったらいいかわからないといった表情だった




すごく怖い目にあうことは知った。でも十六夜さんを慕っているこのひとたちといたいよ




...よしっ、覚悟決めた!


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