百鬼夜行と暴走族 壱



「あなたの瞳、すごい綺麗……」


そのひとは前髪を触りながら見惚れるように言った


嬉かった…初めてこの目を綺麗と言ってくれて認めてくれたから…


「ねぇ、お名前教えて?」



そう言えば自己紹介まだだった


「琉威っ!あなたは?」


「私は十六夜」



いざ、よい?


難しい名前で聞いたこともないからよく分からないな


「十六夜さん、よろしくね!」


「こちらこそ、琉威」




話が終わって眠くなってきたから十六夜さんの膝で眠っていた。お母さんにもしたことないけどすごく落ち着く…



その間、十六夜さんが


この子は何がなんでも守る、っていう決意をしてなんて知らずに…
< 13 / 330 >

この作品をシェア

pagetop