百鬼夜行と暴走族 壱
「わからないよ?雷斗にそっちの趣味が目覚めるかもよ」
涼が手を口に添えるようにしてにやけてる
「だまれ」
怖、
まぁ、十六夜さんなら人妻でも誰もが見惚れることは間違いないしね...
「あああああああああ、早く会いたいなあ」
ソファに座って大きく伸びた
「それはみんなおなじだよ」
優希。
「早くみんなに紹介したいなあ」
「まさか、前に居酒屋で言ってたのは十六夜さんか?」
「うん」
「そっか」
あのときみんなに言ったことは今思い返せば恥ずかしい