百鬼夜行と暴走族 壱
話をしているとガサガサとどこからともなくそんな音が、
ふと下を見ると
「ぎゃあああああああ」
「「!?」」
下を見るとそこには30センチより少し大きい真っ黒な蜘蛛が二匹いた
なんだよ!この大きさ!
つうか、どっから入ってきたんだよ!こんなでかいの見たことねえよ!
「っ!?」
「きゃーっ!」
「なんだ、この大きさ!どっから入ってきたんだよ!」
「こんなの見たことねえ!」
......うん、みんな俺の心の声を見事に表してくれたな
「んだ?こんなのが怖ぇのか」
俺達を見ながら馬鹿にしたようにほくそ笑んだ