百鬼夜行と暴走族 壱


「おい、助けろよ!」


そう涼が救いを求めて叫ぶけどみんな目をそらして、肩を震わせて笑ってる





「誰も助けてくんねえのかよ!」

顔赤くなってるし



「ねぇ獅蛇。最近調子乗ってるからもっとしてよ」



「優希の頼みとあれば仕方ないよねえ」



「や、やめろおおおお!」


涼の断末魔の叫び声が響いた






「あ~楽しかった。涼、ありがとよ。遊んでくれて」



獅蛇のニヒルな笑い。


怖っ


涼は床に疲れはてたように転がってる



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