百鬼夜行と暴走族 壱

葛藤



「ん、......夢か」


懐かしい夢見たな



クラスはがやがやしていて時計を見ると昼休みみたいだ


皆のところにでも行くかと席を立って屋上に向かった







ガチャ



やっぱり皆、輪になって座っていた



「琉威、また寝てたの?」
優希

「いつものことだろ」
晴樹

「留年するぞぉ」



涼にだけは留年とか言われたくないと思いながらも、皆を無視しフェンスに手をのせた


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