百鬼夜行と暴走族 壱



ずっと暗いところに居たから急に明るくなって目がまだ慣れない



そして聞こえたのは



「よぉ、刹那」



ドスが聞いた声。



「思いの外、速かったな」


「阿呆。てめえがやりそうなことくらいわかってらぁ」



言い合いが聞こえるなか慣れてきたからゆっくりと目を開ける



そこで見えたものは

最前線に翔炎、十史郎、神楽、十夜、前鬼、蓮華。


周りには小さい妖怪や、能面をした白い着物の妖怪など


_ _.........そしてその無数の妖怪の先頭に立ち、こっちをみて笑っている威圧感溢れて、堂々とした姿



一目でわかった

この妖怪が


「それより久しぶりだな。天堂」

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