百鬼夜行と暴走族 壱
俺だって怖いよ
もしかしたら刹那や刹那側の妖怪たちに殺されるかもしれないんだ
でも今は刹那の言う通りにしたほうが最善策だと思うから
人間の俺にできることなんか皆無に等しい
やっぱり皆の安全が確保されてないといけない
それに鬼龍の皆は、
俺を初めて受け入れてくれた人たちだから
皆は命を懸けて守るに値する
、そう思うんだ
雷斗に初めて会ったとき十六夜さんというひと以来初めて人を信じれるかもしれないって思ったんだ
それが嬉しかったんだ