百鬼夜行と暴走族 壱
「そうか、ならば昔のように動き回れるのではないのだな」
十六夜様、前みたいに完璧に妖力は戻らない...
それはきっとこれからも
くそっ!
「私にもよく分かりません」
...俺がこんだけ悔しいのに本人あんまり気にしてないみたいだ
「、ならば私の手で葬ってやろうではないか」
不気味な笑い声をもらした刹那の妖力が増していく
やばいな、デカいのが一発くるか
「...行くぞ」
刀を振り下ろすと黄色い斬撃がとんできた
皆避けて負けじと応戦する