百鬼夜行と暴走族 壱
「あ、うん」
そういえばちゃんとした紹介はまだだったよな
鬼龍の皆を紹介した
「そっか、みんなかっこいいいね。優希ちゃんはかわいいし」
「そ、そんなっ、十六夜さんほどじゃっ!」
「ん?」
優希の小さい声は十六夜さんには聞こえてないみたいだ
いきなり十六夜さんは雷斗を見つめ始めた
嘘、雷斗少し顔が赤くなってる...
「雷斗くん、誰かに似てるのよね」
「あ…たぶん、親父だ」
あ、晋吾さん十六夜さんと昔...。未だに信じられない
「…まさか、晋吾さん」
「あ、ああ」
雷斗が言ったことでピンときたみたいだ