百鬼夜行と暴走族 壱
「また明日皆のとこに行くからね」
「倉庫にか?」
「うん?倉庫は遠慮しようかしら」
「なんでですか?」
「皆の場所に勝手に上がり込むのはね」
と気まずそうに笑う
「い、いいですよ!それを言うなら俺らだって本家に行ったし」
確かにな...
「あれは仕方ないというか.........ならお邪魔しようかな」
「ああ、十六夜なら歓迎だ」
「ありがとう」
羽織と長い綺麗な銀髪を翻して闇に消えていった
歩き方、やっぱり綺麗だ…