百鬼夜行と暴走族 壱
―――…………
あれから涼も赤い顔をしてたけどなんとか戻ってきた
「じゃあ早速話すけど、皆は?」
「...琉威、居てもいいか?」
皆は辛い時も一緒に居てくれたもん
皆にはやっぱり聞いてもらいたい…
「うん、お願い」
皆幹部室のソファに座って、十六夜さんが何を言うのかじっと待ってる。皆の決意が伝わったのか、十六夜さんは口を開いた
「分かった、じゃあ話すね...」
...お母さん、謝ってたよ
「え?」
嘘、今までそんなことなかったのに...