百鬼夜行と暴走族 壱





―――…………


あれから涼も赤い顔をしてたけどなんとか戻ってきた



「じゃあ早速話すけど、皆は?」


「...琉威、居てもいいか?」


皆は辛い時も一緒に居てくれたもん


皆にはやっぱり聞いてもらいたい…



「うん、お願い」


皆幹部室のソファに座って、十六夜さんが何を言うのかじっと待ってる。皆の決意が伝わったのか、十六夜さんは口を開いた


「分かった、じゃあ話すね...」





...お母さん、謝ってたよ




「え?」



嘘、今までそんなことなかったのに...









< 285 / 330 >

この作品をシェア

pagetop