百鬼夜行と暴走族 壱
第5章
大切なもの
side琉威
「お母さん、ごめん」
「琉威!!」
家に上がってリビングに行くといきなりお母さんに抱き締められた
お母さんに抱き締められるなんて何年ぶりだろう
十六夜さんに感じる安心さと同じようで同じじゃない、そんなよく分からない感じ
「今までごめんね琉威、私、琉威を守ってるつもりで散々傷つけてたことに気づいてたのに、あんなっ...」
お母さん、
「ううん、なにも知らなかったときは辛いし悲しかったけど、今はすごくホッとしてるしうれしいよ」
これは正直な気持ち
今までのことがあったからってお母さんを恨めないし、憎いって感情は生まれてこない
「お母さん、ごめん」
「琉威!!」
家に上がってリビングに行くといきなりお母さんに抱き締められた
お母さんに抱き締められるなんて何年ぶりだろう
十六夜さんに感じる安心さと同じようで同じじゃない、そんなよく分からない感じ
「今までごめんね琉威、私、琉威を守ってるつもりで散々傷つけてたことに気づいてたのに、あんなっ...」
お母さん、
「ううん、なにも知らなかったときは辛いし悲しかったけど、今はすごくホッとしてるしうれしいよ」
これは正直な気持ち
今までのことがあったからってお母さんを恨めないし、憎いって感情は生まれてこない