百鬼夜行と暴走族 壱
「なるほどな」
びっくりした!
今の話聞いてたんだ…なんか恥ずかしい
「え、今の聞いてました!?」
優希が大袈裟な程びくついてる…
「あぁ、盗み聞きするつもりはなかったんだか言い忘れたことがあったから戻ってきたんだが入り辛くてよ」
天堂さんは笑いながら部屋に入ってきて俺たちのとなりに座った
おおぅ、すごい覇気というか威圧感
皆も感じたのか姿勢を正した
「お前たちがそう思ったんならそこを変えていけばいいんじゃよ」
ただそれだけじゃ、
「…え」
あまりに短いから皆戸惑ってるし、次の言葉を待ってる