百鬼夜行と暴走族 壱
少し下りると鳥居までやっと来れた
バイクに乗ろうとしたら、
突然、強い風が吹いた
「きゃあっ!」
「いきなりっ、」
「なんだ!?」
「風、強すぎだろっ」
「十六夜さんは!?」
風の中なんとか目を開けると
十六夜さんがものすごいスピードで烏丸と飛んでいった
その風は十六夜さんが横を通るとおさまった
「どうしたんだろ、」
「なんか険しい顔だったな」
「うん、」
「.........」